だからこそ、「ええ、いいですよ」もしくは「いやいや、そんな、いいですよ」と、少し付け加えるだけでも意思を明確にできます。
「自分の話は伝わっているか?」と、相手の反応からこまめに確認する姿勢が大事です。
7. 自分の話をしたい欲求とバランスをとる

人の会話の最大40%は自分自身についての話だと言われています。
そして、人は自分の話をすることで、脳の報酬系が活性化します。
だからこそ個人的な満足感を求めて、欲求だけに従うと、自分の話ばかりになってしまいます。
しかしそれは会話の失敗に繋がります。
相手は置いてけぼりにされ、あなたとの会話をつまらないと感じるでしょう。
相手にも自分のことを話したいという欲求があるからです。
そのためバランスを取ることが大切です。
「今日はどんな一日だった?」などと相手が自由に答えられる質問を投げることが効果的かもしれません。
相手が自分のことを話しやすくなるだけでなく、良好な関係を築けるというメリットもあります。
ここまでで7つの会話の基本を考慮しました。
会話が苦手だと感じる人は、まずはこの7つの基本のうち、どれか1つでも意識して取り入れてみてください。
きっと、あなたの会話は今よりも気持ちの良いものになるはずです。
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参考文献
7 Essentials for Improving Conversations
https://www.psychologytoday.com/us/blog/defining-memories/202505/7-essentials-for-improving-conversations
ライター
矢黒尚人: ロボットやドローンといった未来技術に強い関心あり。材料工学の観点から新しい可能性を探ることが好きです。趣味は筋トレで、日々のトレーニングを通じて心身のバランスを整えています。