バグを用いたスピードランニングは基本遊びの延長にあり、ソフトウェア工学とは一線を画します。
しかし研究者たちは、ゲームプログラムの弱点をみつけ自分の目的のために利用するという観点からみれば、スピードランニングは十分に研究する意義があると述べています。
解析不能!30年以上前のレトロゲームから謎の「自動生成アルゴリズム」が見つかる
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参考文献
Super Mario hackers’ tricks could protect software from bugs, study finds
https://www.bristol.ac.uk/news/2024/april/super-mario-hackers-tricks-could-protect-software-from-bugs.html
元論文
Super Mario in the Pernicious Kingdoms: Classifying glitches in old games
https://doi.org/10.48550/arXiv.2404.14870
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部