今シーズンここまでリーグ戦での出場はなく、5月21日に開催されたYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦(レノファ山口戦)のみの出場に留まっている。獲得が実現すれば守備の要となるほか、チームの精神的支柱としての活躍も期待される。

佐々木翔悟(ガンバ大阪)
6人目は今シーズン、ジェフユナイテッド千葉からガンバ大阪へ完全移籍を果たしたDF佐々木翔悟。鹿島アントラーズ出身ということもあり、こちらもファイタータイプのセンターバックである。相手との競り合いにはめっぽう強く、左足から繰り出される長短交えた正確なパスも魅力的。
しかし、今シーズンはリーグ戦で6試合出場に留まっており、DF福岡将太やDF中谷進之介らタレントぞろいのG大阪でポジションを奪えない日々が続いている。公式戦の出場が1か月以上ない為、試合勘の不足が唯一の不安要素ではあるが、札幌に来れば出場時間の増加と共に高いポテンシャルが遺憾なく発揮できるだろう。

アピアタウィア久(京都サンガ)
7人目は京都サンガのDFアピアタウィア久。192cmの高さを活かした空中戦の強さや抜群の瞬発力、スピード、インターセプト能力に長けており、その実力はすでにJ1リーグで証明済み。しかし警告や退場が多く、試合を壊してしまうシーンも度々見受けられる。
現在、京都のDF陣の中で序列は低く、今シーズンはJ1でわずか5試合の出場に留まっており、直近1か月を振り返ると公式戦でベンチにも入っていない。この現状が続けば、今夏移籍の可能性は十分に考えられるだろう。