前年に続きDF福森晃斗が横浜FCへレンタル移籍中であることを考えると、期限付きで獲得できる可能性は十分にありそうだ。


菊地泰智 写真:Getty Images

菊地泰智(名古屋グランパス)

3人目は名古屋グランパスのMF菊地泰智。2022シーズンからサガン鳥栖でキャリアをスタートさせ、2024シーズン途中から名古屋に加入。利き足の左足から繰り出されるパスやシュート精度を武器にチームの攻撃を活性化することが出来る選手だ。近年は苦手だった守備面でも成長を見せており、出場した試合では攻守両面においてチームに貢献している。さらに、MF登録ながら左サイドバックやセンターフォワードもこなせるユーティリティーも魅力的である。

今シーズンもJ1で9試合に出場しているが、総出場時間はわずか98分と限られている。名古屋は怪我人の復帰などもあり、ポジション争いの激化が予想される。レンタルで獲得できる可能性は十分にありそうだ。

山内日向汰 写真:Getty Images

山内日向汰(川崎フロンターレ)

4人目は川崎フロンターレのMF山内日向汰。ドリブル、シュート、パスとどれをとっても一級品で、得点に直結するプレーが持ち味のチャンスメーカーである。今シーズンはここまでJ1リーグ3試合の出場に留まっており、出場機会を考えると期限付き移籍での放出も十分に考えられる。

トップ下をはじめ、両サイドハーフを務めることが出来るユーティリティーさも兼ね備えており、札幌の台所事情を考えると願ってもない選手ではないだろうか。札幌に限らず、J1やJ2の他クラブも目を光らせていることは間違いないだろう。


野田裕喜 写真:Getty Images

野田裕喜(柏レイソル)

5人目は柏レイソルのDF野田裕喜。センターバックを主戦場としており、俊敏さと力強さを武器に相手プレーヤーを制圧する。攻撃面においても足元の技術が高く、ビルドアップの起点として攻守においてチームに貢献している。彼のような熱い闘志を剥き出しにして戦うファイターが、おとなしい選手の多い札幌に加わることでチームとしての士気は一気に上がるだろう。岩政監督が好みそうな選手の1人である。