今後もさまざまなシーンでの活用が期待される

「miraio」は、飲食店での予約はもちろん、テレビやラジオにおけるインフォマーシャル対応などでの展開も想定しているという。
発表会の終盤では、「miraio」のAIオペレーターをデジタルヒューマン化した、「virddy」という開発中プロダクトのプロトタイプも紹介された。「virddy」の利用シーンとしては、ドライブスルーや行政・金融などの窓口対応などが想定されている。高橋氏は、「PUT」に対する今後の展望について、「国産のAIビジネスライセンスである『PUT』がさまざまなシーンで姿を変えて活用されている状態をつくれたら」としている。
小代氏も、AEIに対する展望として、「今後も『PUT』を通じたプロダクトを力強く支えていく」とした上で、「さらに信頼性の高さと労働力的な働きが求められる領域を選んで勝負することで、世界に先駆けたイノベーションを起こしていく」と話す。具体的には金融業界における営業補助や製造業における設計やテスト、IT業界におけるシステムの運用保守などだ。
ユーザーのストレス軽減や利便性向上、コールセンタースタッフの負担軽減という課題に向き合うプロダクト、「miraio」。今後、その根幹を支える「AEI」や「PUT」の進化にも注目が集まりそうだ。
カスタマーサポートのあり方を大きく変化させる可能性を秘めた、2社のプロダクトの今後に、期待が高まる。
提供元・Business Journal
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