思いつくのは、フジテレビ政治部・防衛省担当 鈴木杏実記者と朝日新聞のこれまた政治部の田嶋慶彦記者が、そのまま引用する形で記事したことです。大臣が訂正するとフジテレビや朝日も「誤報」を出したことになり、訂正しなければならない。
率直に申し上げて軍事とか航空の知識とか以前に中学生レベルの常識がないやつが記事を書いていていいのか? また仮に記者書いても普通デスクや校閲が差し返すでしょう。校閲が見るのは誤字脱字だけではありません。2、30年前の朝日の校閲だったら突っ返すのではないでしょうか。
記者クラブの記者は軍事に興味があるわけでもないし、単に会社の辞令で配属されるだけです。そして短期に転属します。専門知識は期待できない。
ですが専門知識どころか、中学生レベルの常識もない「報道機関」が会見、その他の取材機会を独占して非会員を排除しています。事務次官との懇談会も我々非会員の記者は排除されています。こういうところか「馴れ合い」や「癒着」は生まれませんか?
また国民の知る権利は担保されますか?
仮に大臣や内局の広報が記者クラブ様のご機嫌を損ねないために、訂正をしないのであれば由々しき問題です。
不思議なことに人権だの、報道の自由にやかましい弁護士の団体や日本ペンクラブも記者クラブ問題には全くだんまりです。
■
【有料記事】 Note に有料記事を掲載しました。
トヨタ車は人気の軍用車 軽装甲車の防御力強化方策 軍隊が合成燃料普及のきっかけをつくる? 現代の戦闘に有用な両用砲
Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。 防衛省、陸自用汎用無人機開発へ
ES&D誌に寄稿しました。 Japanese MoD initiates project to develop VTOL UAV for ground forces
防衛破綻 – 清谷 信一
専守防衛 – 清谷 信一
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)