タルタリア帝国とは何か?失われたとされる幻の超文明

「“マッドフラッド”と“タルタリア帝国”」海外で囁かれる壮大な陰謀論の真相とは?
(画像=イメージ画像 Created with AI image generation (OpenAI)、『TOCANA』より 引用)

 マッドフラッド陰謀論と密接に結びついているのが、「タルタリア帝国(Tartaria / Grand Tartaria)」の存在です。

古地図上の「タルタリア」: 19世紀以前の西洋の地図には、中央アジアからシベリア、モンゴル周辺の広大な未探査地域が「タルタリア(タタール人の地)」として記載されていました。陰謀論では、この名称を基に、かつてこの地域を中心に世界規模の高度な文明が存在したと主張します。

■タルタリア帝国の特徴とされるもの

高度な技術:フリーエネルギー(無線エネルギー)や、現代の技術でも困難な精巧で巨大な建築物を建造する技術を持っていたとされます。

世界的な影響力:その建築様式や技術は世界中に広がり、現在の歴史的建造物のいくつかは、実はタルタリア帝国時代の遺物であると主張されることもあります。

巨人との関連:前述の通り、巨人がこの文明の担い手だった、あるいは共存していたという説も存在します。

 支持者は、古い写真や建築物の類似性などを根拠に、タルタリア帝国の存在を信じ、SNSなどで「証拠」とされる画像や情報を拡散しています。