ほかにも、川崎所属時代にJリーグ史上初となる3年連続(2013-2015)得点王に輝いた大久保嘉人氏(2021年現役引退)や広島で133試合34得点を挙げたドウグラス・ヴィエイラ(2024シーズンで契約満了)、豊富な運動量と切れ味鋭いドリブルで相手DFを翻弄した横山貴之氏(2003年現役引退)が15ゴールの記録でランクインしている。


渡邉千真(松本山雅所属時)写真:Getty Images

第8位タイ:17ゴール

渡邉千真、長谷川祥之

第8位には現在東京都社会人リーグのSHIBUYA CITY FCに所属しているFW渡邉千真や鹿島アントラーズのレジェンド長谷川祥之氏(2003年現役引退)の2名がランクイン。

1人目の渡邉は2009年に横浜F・マリノスでプロデビューを果たすと、同年に13得点を挙げて新人王に輝いた。この活躍もあり、翌年には日本代表に選出されるなど飛躍した。

同記録保持者の2人目は現在鹿島でスカウトを務めている長谷川氏。現役時代、本田泰人氏やジーコ氏らと共にJリーグ開幕当初の鹿島を支えた功労者の1人である。同氏がゴールを決めた試合で34連勝の記録もあり、「長谷川がゴールを決めれば負けない」という不敗神話は多くのサッカーファンの脳裏に焼きついていることだろう。


林丈統 写真:Getty Images

第6位タイ:18ゴール

阿部吉朗、林丈統

第6位にはFC東京や湘南ベルマーレで活躍した阿部吉朗氏(2015年現役引退)とジェフユナイテッド千葉などで活躍した林丈統氏(2013年現役引退)の2名がランクイン。

流通経済大学からの初Jリーガーである阿部氏は、2002年にFC東京でプロデビュー。その後は怪我の影響などもあり複数クラブを転々とするが、出場機会が限られる中でも得点力を発揮しており、2009年には当時J2だった湘南をJ1へと導いた。