しかし、「達成感」や「自律性」が幸福感につながりやすいという傾向は多くの社会で共通すると考えられます。
本研究はプレプリント(査読前の論文)として公開された段階ですが、調査の規模と包括的な分析から得られた知見は大きく、今後さらなる査読研究や国際比較研究が進めば、私たちが「幸福な働き方」について学べることは一層増えていくでしょう。
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元論文
How satisfaction varies among 263 occupations
https://doi.org/10.31234/osf.io/8zqgd_v1
ライター
川勝康弘: ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用に本にすること。
編集者
ナゾロジー 編集部