しかし、この反応が、理性で物事を判断しようとする現代の人間にとっては逆に働き、「ドキドキする → 相手興味ある・恋愛感情ある」無意識結びつける仕組みになってしまっているようです

これは「情動ラベリング(labeling of emotional state)」呼ばれる現象で、自分変化理由考え、恋愛感情として認識することあるです。

この現象は一般向けには、「吊り橋効果」して有名です。これは、緊張不安身体興奮状態あるときに、その原因相手恋愛感情って結びつけすくなること指します。

Credit:OpenAI

高い場所ある吊り橋など、ドキドキいる状態異性会話すると、「このいるからだ」感じすくなります。つまり、恋愛ドキドキは、相手期待未知部分、確実生み出す特別高まりです。

しかし、すべて相手ドキドキ感じるわけではありません。恋愛ドキドキ感じにくい要因あります。

例えば、相手自分理想する外見雰囲気、価値一致しない無意識判断いる場合や、相手安定した関係すぎ家族よう安心場合です。

相手が理想と違うと感じてときめかないという現象は、生物学的には遺伝子適合フェロモンレベル相性が影響する可能性が指摘されています。

また、安心勝ちすぎる興奮物質分泌り、「恋愛ときめき」なります。恋愛漫画などでは、妹みたいにしか感じられない、という理由で告白を断られたりするシーンがありますが、こうした原因は、相手に安心感を与えすぎてしまっていることが原因でしょう。

そのため恋愛には、相手をドキドキさせる要因が切り離せない問題になるようです。

このように、友人恋人意識変化は、単なる相性だけではなく、無意識抱く期待や、ドキドキという生理的・心理反応によって決まっているです。

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