…を書くと同時に、

批判派の言ってることの中で、賛成派もこれから真剣に考えてみたほうが良いポイントはどこにあるのか

…を掘り下げてみようと思います。

1. 「万博」っていう存在自体が贅沢すぎるフォーマットなんで開催したからには行かないと損

私は関西生まれ育ちですけどもう関西に住んでないので、あんまり事前の関心は高くなくて、妻と義実家の親戚が行きたいというのでついてってみた、ぐらいの感じだったんですけど…

ただ実際行ってみると、ゲート入って大屋根リングやミャクミャク像が見えてきた時点で「なんかすげえ楽しい!」ってなってました。

曇天で少し涼しかったのも良かった。夏はヤバそうw

やはり単純に言って、「万博」というフォーマットがものすごく贅沢な存在で、お金かけて開催しちゃった以上は行かないと勿体ないです。それは間違いない。

「万博」の何が贅沢かっていうと、主催者である日本は「器」を作るだけでいいんですよね。

その「器」の上に、世界各国が彼ら自身のお金と彼ら自身の威信をかけて、必死に出し物を考えてくれて、それが「一箇所に全部盛り」になってるんだから、楽しくないはずがないです。

カラバッジオの『キリストの埋葬』の本物とか、古代ローマの有名な彫刻の実物とか、ダヴィンチの直筆原稿とかがこれでもかと展示されてるイタリア館が話題ですけど、それ以外の各国も、有名な国もあまり有名でない国も含めて皆真剣に何かを展示してくれてる感じがあるんですよね。

何より、嫌らしい話ですけど「彼らの予算で」粋を集めたパビリオンを作ってくれてるのが贅沢さの原因だなと思います(笑)そこが万博のすごいところで。

「日本の主催者の予算でなく世界各国の予算」で、「世界各国のそれぞれの国が考える威信をかけた展示」が全部載せになっていて、イベントもあちこちでやってるんで、結構広い会場ですけど「ギュウギュウに何かが詰まってる」感じになってるんですよね。