日常生活にも「ながら運動」を

(写真=おたくま経済新聞より引用)

「生活アクティブ体操」として、生活の中での「ながら運動」について詳しく体操方法も掲載しています。慢性的な運動不足に効果的で日々のストレス発散としての運動は重要です。

この項目の中で日常生活に組み込める体操は「台所で体操」「テレビを見ながら体操」「トイレに立ったついでに体操」。

▼台所で体操
日常生活で転倒の危険性を下げることを主な目的とし、下肢筋力の増強に期待が持てます。膝の曲げ伸ばし、足の内回しや外回しを行う方法といった台所で行うことができる下肢筋力を高める方法を実践している写真を掲載しています。

▼テレビを見ながら体操
脚の血流を良くすることに重点を置いています。足腰の血行が悪くなってしまうと疲労感がたまりやすくなり、むくみや冷えにつながります。足首の曲げ伸ばし、股関節をほぐす、腰ひねりやお尻伸ばしをすることにより、血流の流れを改善することができます。

(写真=おたくま経済新聞より引用)

▼トイレに立ったついでに体操
立った時にできるストレッチや体操を解説しています。背中や腰をほぐすこともまた、血流をよくする効果が期待できます。トイレの壁に両手をつけて行う壁押しやトイレから出る前にスクワットを行う。トイレ出入り口での運動不足に効果的な体操を写真で掲載しています。

体をほぐすといった運動は、ゆっくりと1日5回から10回を目安に行います。必ず安全面を考えて無理なく運動することはとても大事です。そして体に痛みがある時は運動・体操は控えて安静にすることが重要です。

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慢性的な運動不足の問題は高齢者に限ったことではありません。スポーツ庁では子どもや競技団体やアスリート向け、全世代に向けた運動方法を紹介しています。運動は筋力をつけるだけではなく、ストレスの解消にもつながるので楽しく体を動かすことがモチベーションの維持に重要になります。

<出典・引用>
スポーツ庁公式サイト

文・室崎陽光/社会福祉士/提供元・おたくま経済新聞

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