■“警察の怠慢”「常日頃から頭を悩ませる問題」
――家族は担当警察官に何度も「ちゃんと記録してるんですか?」と質問した際には、「記録ではなく、記憶している」との返答であり、「事件性がない」の一点張りで動かない担当警察官に、「もし最悪な事態になったらどう責任を取ってくれるんですか?」と問い詰めると、「私が責任を持って、警察官をやめます」と言っていたと明かしています。
齋藤:「私が責任を持って、警察官をやめます」と言っていたことには、何の意味もありません。
ひとりの警察官がやめたところで、何の解決にもなりません。弁護士として事件処理するうえでも、警察の怠慢は、常日頃から頭を悩ませる問題です。