スフィンクス内部・地下への「入口」と「記録の広間」伝説

 しかし、おそらく最大の謎は、スフィンクスの内部、そしてその地下深くに隠されているのかもしれない。

 長年にわたり、多くの研究者がスフィンクスの内部や地下に空洞や部屋が存在すると主張してきた。中には、人類の真の歴史と知識が記されたパピルスが保管されているという伝説の「記録の広間(Hall of Records)」が、まさにこのスフィンクスの真下に眠っていると考える者もいる。神話によれば、この記録の広間には失われたアトランティス大陸の歴史とその場所に関する情報も含まれているという。その重要性は、古代ギリシャの知識を集めたアレクサンドリアの大図書館にも匹敵するとされる。

 この「記録の広間」を古代エジプト人が建造したと考える人々がいる一方で、エジプト文明よりも遥かに古い、超古代文明によって作られたと信じる人々もいる。

ギザのスフィンクスに隠された“未知の入口”?驚きの古写真と封印された地下の謎
(画像=画像は「The Ancient Code」より,『TOCANA』より 引用)
ギザのスフィンクスに隠された“未知の入口”?驚きの古写真と封印された地下の謎
(画像=画像は「The Ancient Code」より,『TOCANA』より 引用)