ドライバーの運転技量や気質は千差万別であり、公道で他人の運転に違和感を覚える場面は少なくないでしょう。なかには急な割り込みや近すぎる車間距離など、「強引な運転だなぁ」と呆れることもあるかもしれません。
とくに「ルール違反をしている相手に対して、こちらが譲歩せざるをえない」といった状況は、かなりのストレスが溜まるものです。
今回はドライバーの方々に、「しぶしぶ譲ったけれど、モヤモヤが残った経験」について話を聞きました。
免許があるなら「優先順位」を理解してくれ…

(画像=『MOBY』より 引用)
道路上での優先関係は、免許取得時に必ず身につけておかなければならない知識のひとつです。しかし明らかに自分が優先となるケースでも、相手の勢いに押されてしまうケースは珍しくありません。
「住宅街の狭い道で対向車が来ていましたが、相手側に駐車車両がありました。こっちが優先なのでそのまま進むつもりでいたら、対向車がまったく減速する素振りを見せません。
しかも、仕方なくこちらが止まると、通りすがりにクラクションを鳴らしてきたんですよ。勢いよく長めに鳴らされたので、絶対に感謝の意味ではないと思います。
思わず大声で『ハァ!?』と叫んでしまいましたが、相手に怒りをぶつけることもできず……。
ちなみにこちらは国産のコンパクトカーで、相手は輸入SUVでした。ただただイヤな気分だけが残った出来事でしたね」(40代男性)
道路上に障害物がある状況でのすれ違いは、基本的に「障害物のない側」が優先となります。前方に路上駐車や電柱などがある場合、こちらが止まって対向車の通過を待つ必要があります。
この相手のドライバーは、優先ルールを理解していなかったのか、はたまた強引に「相手に危険を感じさせる状況」にもちこむことで譲らせようとしたのか……。いずれにしても、自身の行動を省みてほしいところです。