やっぱり本物はあっちだよなぁ…

(画像=©Belogorodov/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)
一方で、自分より「古い型」であっても、車種によっては敗北感を抱くことがあるといいます。一体どのような状況でしょうか。
「2017年式のミニに乗っていますが、昔のローバーミニを見かけると、ちょっと負けた気分になりますね。
もともと子どもの頃にローバーミニが好きになり、ずっと乗りたいと思っていたのですが、免許を取ってから『相当覚悟がないと乗れない』という話を聞いて、日和ってしまったんですよ。
それから15年ほどして今のミニを買って、デザインにも走りにも満足はしているんですけど、やっぱりオリジナルといいますか、ローバーミニを見ると『あっちが本物だよなぁ』と思ってしまいますね」(40代男性)
たしかに歴史ある車種の場合には、「手をかけて古い型に乗っている」というのが憧れの対象となることがあります。こうしたケースでは、嫉妬や羨望というよりも、「尊敬の念」を抱く面が強いかもしれません。