いつも「最新モデル」じゃないと敗北感は消えない?

(画像=@Konstantin/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)
車に関する敗北感を抱きやすい状況として、「自分の乗っているモデルの新型車」や「上位グレード」を目にした瞬間が挙げられます。とくにブランド性の強い車種の場合、モデルチェンジのたびに新型・旧型をめぐるコンプレックスが生じることもあるようです。
「先代の30アルファードがマイナーチェンジをした頃、20アルファードから買い替えを決めたんですよ。ただ納期が少し長くて、4ヶ月くらいだったかな。
それまでも30を見かけて『いいなぁ』と思うことはあったのですが、よりによって納車待ちしている頃に、ホームセンターの駐車場で両サイドに30のアルファードとヴェルファイアが止まっていたことがあって。
偶然だとは思いつつも、『嫌がらせか?』と思いましたね。『今度はそっちが旧型だからな』と心の声を押し殺し、そそくさと出発したのを覚えています。
でも今はやっぱり、新型の40を見ると『いいな』とは思いますよね」(50代男性)
アルファード・ヴェルファイアのように、「モデルチェンジのたびにヒットする高級車種」に乗っていると、自身の愛車が型落ちした際にモヤモヤ感を抱く場面もあると考えられます。
街で遭遇する機会も多いだけに、「最新モデル」というステータスを維持するため、つねに乗り替えに追われている人もいるかもしれませんね。