アオリイカはかなり沖まで走り続けて止まり、寄せては止まりを繰り返してヤエンを投入。無事にキャッチし、思わぬヒットで釣果を伸ばすことができた。
その後は夕マズメまでアタリがなく、心が折れそうになった。アジも7匹残っていたが、弱り始めていたため竿2本だけ残して片付けに入った。
片付け中に大物ヒット
竿以外の片付けが終わる頃、辺りが暗くなり始めた。普段ならこの時間帯にヒットがあるのだが、今日はないだろうと油断していた。
しかし、なんと2本の竿に同時にアタリが発生。1本目の竿を持ってやり取りし、小型ながら無事にキャッチ。2本目が気になったのでやや強引に取り込んだ。
続いて2本目の竿を持つと、かなりの重量感。2kgは超えていそうだと感じながら慎重にやり取りし、ヤエンを投入。到達を確認してアワセを入れたが、掛かった感触がない。
何度かアワセを試みたが掛からず、寄せてみると、ヤエンがアオリイカの目の前でラインに絡んでいて、実際には到達していなかった。しかもアオリイカは確実に2kgオーバー。
ヤエンを回収しようにも、アオリイカが動かず、ギャフを近づけたところで走られてしまった。数度やり取りを試みたが、ついには離され、無念のバラしとなった。
諦めたのが失敗だった
これは勘だが、同時に2本にアタリがあったことから、群れが入ってきた可能性が高い。諦めてアジを逃がしてしまったのが、最大の失敗だった。
翌日も休みだったので、諦めずに粘っていればと後悔。次回こそはこの経験を活かしたい。

<ナカイカ/TSURINEWSライター>