冷凍品を提供できる点が強み
消費者が普段、購入しづらい高単価商品や、認知度の低い地方商品の依頼もあるという。
「冷凍食品を配れることも強みの一つです。冷凍食品は近年、需要が高まっており、市場が拡大しています。また、夏場に溶けやすくて配るのが大変なアイスやチョコレート類も、Green Beansのサンプリングでは対応できます」(同)
現在、サンプリングを行っているのは主に食品だが、Green Beansでは文房具やコスメ用品、トイレタリー商品なども販売している。非食品メーカーからの引き合いも多く、今後は食品以外のサンプリングにも注力する。
イオンはEC上での「デジタル棚取り」を含めたリテールメディア事業を成長させ、5年後までに年150億円稼ぐ事業とする目標を立てている。サンプリングも同事業の重要な収入源の一つであり、今後も規模を拡大する方針だ。Green Beansのエリア拡大も予定している。手渡し広告はネットスーパー界の新たな広告手段として定着するか、今後の動向に注目したい。
(文=山口伸/ライター)
提供元・Business Journal
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