柏では主にセンターバックとして出番を得て活躍しているが、右サイドでのプレーも可能。昨年は3ゴール2アシストと多くのゴールにも関わった。守備だけでなく攻撃も魅力なだけに、今後の起用法も含め楽しみの多い選手だ。シーズン序盤からポジションを掴んでチームに安定感をもたらしていることから評価を「5」とした。

原川力 写真:Getty Images

MF原川力

評価:★★★☆☆

セレッソ大阪やFC東京などJリーグ6クラブを渡り歩いてきたMF原川力が7クラブ目に選んだのは柏だった。31歳とベテランになったが、今季はここまで9試合に先発出場。技術と経験値の高さを活かし早くも中盤のキーマンとして定位置を確保した。

キックの質の高さは衰える気配がなく、新天地でもセットプレーのキッカーを任されている。流れの中ではボール奪取や局面を変えるパスなどでチームの好調を支えている。昨季FC東京では25試合に出場するも、そのうち先発はわずか5試合に留まった原川。それでも移籍先ではスタメンを勝ち取り続けてまだまだJ1でやれる実力を示していることから評価を「3」とした。


杉岡大暉 写真:Getty Images

DF杉岡大暉

評価:★★☆☆☆

昨季は夏に期限付き移籍した町田ゼルビアで12試合に出場しアシストを1つマークしていたDF杉岡大暉。今冬の移籍では湘南への復帰ではなく、柏を新天地として選んだ。

そして迎えた今季開幕からスタメンに名を連ね、第3節まではフルタイム出場を続けていたが第4節の浦和レッズ戦で途中交代するとその後クラブより怪我の発表がなされた。開幕から好調なチームを支える活躍をしていただけに戦線を離れたことは痛手。ファンやサポーターも可能な限り早期の復帰を願っていることだろう。怪我による離脱とはいえ、現時点では出場試合数が少ないことから評価を「2」に留めた。


仲間隼人 写真:Getty Images

MF仲間隼人

評価:★★☆☆☆