クロマグロ釣りで使用するタックル~仕掛けに至るまでどれも剛健だ。

ライン一つとってみても、他の釣り物ではまず使用することない太さのものを使用する。針も泳がせでのクロマグロ釣り専用のものを使用。

マグロが食った際に飲まれにくいような形状になっており、曲がった針先がカンヌキ部分まで滑り口元に刺さるような設計になっている。

鳥山を全速で追跡
実釣をスタートした後、複数回ポイント移動しつつ仕掛けを流すものの、魚探にはサバの反応ばかりで、クロマグロの「紐のような」反応は見られない。

アタリもなく時間だけが経過していく中、10時ごろ1km程先に鳥山が発生しそうな気配が。これまで和やかだった船内の空気が一変。船を全速力で走らせ向かった。到着時には、鳥山は非常に大きくなっており、その中からひときわ大きな魚体が跳ねるのを目視できた。

「クロマグロだ!」という声が上がるのと同時に、大急ぎで泳がせの仕掛けを投入。一同固唾を飲んで竿先とラインを見つめるが、鳥山がなくなるまでアタリはなかった。
その後も、鳥山を見つけては現地へ全速力で向かい仕掛けを流すということを繰り返していった。
待望のビッグヒット到来!
13時を過ぎ、鳥山も周囲に見えなくなったタイミングで、bluecode株式会社メンバーの方から「サバを釣ったポイントに戻ってラスト流します」とアナウンスがあり、船を移動。
ポイントに到着後、サバの反応がある水深の少し上あたりに仕掛けを当てるイメージでラインを350mほど流していく。