ボディタイプによっては「レアなぶつけ方」も

(画像=@7maru/stock.adobe.com、『MOBY』より 引用)
さらに、あまり見ないケースではあるものの、「特定のボディタイプや車種でしか見られないぶつけ方」として、以下のようなケースが挙げられました。東京都の板金工場で働くスタッフは次のように話します。
「バックモニターのない商用のワンボックスや軽バンなんかは、荷物で後ろが見えないことも多いので、後ろのバンパーやリアゲートをぶつけるケースが多いかもしれません」(板金工場スタッフ・板金塗装歴11年)
たしかに、バンパー部分に擦った跡があったり、リアゲートにポールのようなヘコミが残っている商用バンを見かけることは少なくないように思われます。
その他、こんな「レアケース」に思える事故も、最近はよく見かけるようになったといいます。
「スポーツカーとかの車高の低い車が、駐車場で隣から出ようとした車の側面に巻き込まれてしまうケースも見かけます。本人の過失はゼロなので、印象に残りやすいのもあるかもしれませんが……」(同上)
ミニバンやSUVをはじめ、現在では背の高い車が多く見られます。そうした車が駐車場から出る際、隣に背の低い車が止まっていると、どうしても死角に入りやすくなるでしょう。
加えて、車高を下げている車の場合、マフラーなどが当たらないように輪留めまで下げずに止めているケースがあるのも一因かもしれません。