UAPの大きさと上昇スピードを計算する

今回はSID-1の位置と海面からの高度、レンズからUAPを見下ろす俯角などがSID-1の記録により明確なので、そこからUAPまでの距離やUAPの大きさや速度などが割り出せる。
図にあるように直角三角形のレンズからUAPを見下ろす俯角θと海面からの高度h1から底辺L1と斜辺L2を計算する。
斜辺はレンズからUAPまでの直線距離。画像からUAPの画角を割り出し、UAPの形状や大きさ、上昇スピードも判明可能だ
SID-1の画像から船の長さを基準に船室までの高度h1を求める。
そうすると水面からSID-1のレンズまでの高度が39.7mであることがわかる。
画角からレンズからUAPを見下ろす俯角が計算できる。その結果、θは5.63度となる。
ここから水平距離L1は402.7m、レンズからUAPまでの直線距離L2は404.7mとなる。同様にUAPの直径と長さを計算すると、直径は2.6m、長さは4.6mのカプセル形状となる。
UAPの長さ= L1x tanθ=402.7mxtan(B)=402.7mxtan(0.66度)= 4.6m
UAPの直径は=2.6m
UAPの海面から出現した後のスピードを計算すると、秒速297 m、 時速1069 kmとなりかなりの高速であることがわかる。

長軸と短軸の比率は1.80対1.00となる。この数字には見覚えがある。
米国防総省(DoD)発表公認のUAPと形状が酷似しているだけではなく、長軸と短軸の比率はどちらも1.80対1.00とまったく同じ比率なのだ。同じ形状のUAPがアラスカでもSID-1により記録されていたという事実が明らかになった。
また。この相似形形状のUAPは海外のみならず日本でもSID-1により多数記録されているのだ。
参照
この事件は海中から出現したわけだが、逆に直径2m弱のUAPが海上で消滅あるいは海中に没するように見えるビデオがリークされている。
2019年7月にサンディエゴ沖で複数の米国海軍軍艦を取り囲んだ未知の物体の群れに遭遇した。USSオマハは、14機ものUFOと同時に遭遇した。2019年7月15日の夜、2時間もの長い間、艦を取り囲むUAPを確認している。
そのうちのUAPの1つは海水より高い温度を持ち自ら発光していた。それは長時間にわたってオマハと並走して飛行し、その後、海上で消滅あるいは海中に没するように見えた。
参照:Radar confirms UFO swarm around Navy warship
宇宙現象観測所センター(SPOC) 北島 弘
監修:黒崎 明 宇宙現象観測所センター特別顧問、元東京大学教授
文=北島弘
提供元・TOCANA
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