フォボス表面に立つ謎の巨石「モノリス」
フォボスの謎は内部構造だけではない。その表面には、ひときわ異彩を放つ物体が存在する。「フォボス・モノリス」と呼ばれる、高さ約85メートルの巨大な一枚岩のような柱状の構造物だ。周囲には同様の形状や大きさのものはなく、これが自然にできたものなのか、それとも何者かによって設置されたのか、大きな謎となっている。
このモノリスについては様々な憶測が飛び交い、月面に降り立った二人目の宇宙飛行士バズ・オルドリンも言及している。「我々は火星の月を訪れるべきだ。そこにはモノリスがある。この小さなジャガイモのような形の天体にある、非常に奇妙な構造物だ。人々がそれを知れば、『誰が置いたんだ?』と言うだろう。まあ、宇宙が置いたのか、あるいは神が置いたのか…」と、オルドリンはその存在の不可解さを語っている。

(画像=イメージ画像 generated using QWEN CHAT,『TOCANA』より 引用)