写真:Getty Images

浦和レッズのMF渡邊凌磨が、浦和市(現さいたま市浦和区)出身のモデルでタレントの前田希美氏との結婚を4月9日に発表した。

渡邊は前橋育英高校3年時に全国高校サッカー選手権準優勝に輝き、卒業後は早稲田大学へ進学したが、高校選抜で渡独した際にドイツのインゴルシュタット(3部)からオファーを受け、2015年9月に早大を中退し同セカンドチームに加入。トップチームでの出場がないまま帰国したが、アルビレックス新潟、モンテディオ山形、FC東京で着実に成長し、昨2024シーズン出身地である埼玉のビッグクラブである浦和に移籍。レギュラーに定着し、38試合6得点を記録した。

しかしここで触れたいのは渡邊の成績ではない。浦和随一の”イケメン選手”の結婚の報であったことだ。どのプロスポーツでもそうだが、人気において選手のカッコ良さが無視できないほどのファクターを占めていることは否定しようのない事実である。「あの選手、カッコイイ!」といった女性ファンをも巻き込んで大ブームを巻き起こしたのが、1993年に創設された当時のJリーグだった。

ここでは”イケメン”として話題を呼び、かつ”独身”のJリーガーを厳選し、彼らの推しポイントを紹介したい。


荒木遼太郎 写真:Getty Images

荒木遼太郎(FC東京)

「パリ五輪で注目の国宝級イケメン」

2024年のパリ五輪では多くのイケメンアスリートが取り挙げられたが、その1人がU-23日本代表MF荒木遼太郎だった。身長170cm、体重60kgと小柄な体形ながら、鋭いパスやシュートを放つアタッカーで、初戦のパラグアイ戦で活躍して勝利に貢献すると、SNS上では「国宝級イケメン」などのコメントが相次いだ。

2023年、Jリーグ30周年を記念し、人気選手の顔写真を使ったポスター広告が渋谷のセンター街をジャックしたが、当時、鹿島アントラーズに所属していた荒木もそこに選ばれた。プレーもルックスもJリーグを代表する選手であることの証しだ。ファッション誌にも登場したほどのイケメンぶりだ。