今季6年ぶりにJ1の舞台へ帰ってきたMF秋野央樹。2023年11月に当時所属していたJ2のV・ファーレン長崎から一度は契約満了が発表されながらも同クラブと再契約し、昨季はキャプテンも務めあげた。そして今冬はJ1の福岡へ移籍と見事な復活を遂げた選手だ。しかし、秋野が主戦場とする中盤中央には昨季チームに加わったMF松岡大起や同じ新加入組のMF見木友哉といった選手たちがおり、出場機会は限定的なことから評価は「1」とした。

DF上島拓巳
評価:★☆☆☆☆
今季5年ぶりに福岡への復帰を果たしたDF上島拓巳。以前所属していた2020シーズンには41試合に出場し、福岡J1昇格の原動力にもなった選手だ。空中戦の強さが大きな武器だが、同じく高さや強さに定評のあるDF田代雅也やDF安藤智哉とのポジション争いは熾烈で、現時点では後れを取っていることから評価を「1」とした。堅守を誇る福岡で定位置奪取は成るのか。ハイレベルな序列争いに引き続き注目だ。

DF橋本悠
評価:★☆☆☆☆
福岡大学から加入した大卒ルーキーのDF橋本悠。ここまでリーグ戦は2試合わずか6分の出場に留まっているが、ルヴァンカップでは一回戦のFC琉球戦に続き直近行われた二回戦(栃木SC戦)でも先発フル出場を果たし確実にプロ環境でのプレー経験を積んでいる。リーグ戦での出場が極めて少ないことから評価を「1」としたが、対人の強さが光る同ポジションの選手たちとの序列争いでさらなる成長に期待だ。