ユースからの昇格を含め、高卒ルーキーの多い今季の清水。大津高校より加入したU-20日本代表のMF嶋本悠大もその1人だ。3月末のU-20代表活動までの間では3試合に出場しており、開幕戦でわずかな時間ながらいきなりデビューを果たしてお披露目となっていた。第5節のガンバ大阪戦ではスタメンにも名を連ね45分間プレー。残念ながらゴールに絡む場面はまだないものの、冷静なプレーの選択など出場すれば持ち味は発揮している印象だ。それでも出場時間の短さから評価は「1」とした。中盤のポジション争いは熾烈だが、今後どこまで試合に絡めるか楽しみだ。
MF小竹知恩
評価:★☆☆☆☆
同期のMF西原源樹やMF嶋本悠大に少し遅れ、第7節の湘南ベルマーレ戦で今季初出場を果たしたMF小竹知恩。わずかな時間の出場となったことでボールへの関与はほとんどなかったが、早々に出場が叶ったことは1つの成果と言えよう。3月26日に行われたルヴァン杯一回戦のSC相模原戦では先発出場しており、途中交代するまでの間、右サイドを突破してのチャンスメイクや中央を持ち運んでからのミドルシュートなど積極的なプレーを見せている。さらに4月9日に行われた同大会の二回戦(ジュビロ磐田戦)では1アシストをマーク。リーグ戦では出場時間が短いことから評価を「1」としたが、カップ戦での活躍から今後が楽しみな存在であることは間違いない。