例えば、政治のスコアを上げたければ簡単です。

どの選挙区も一人くらいは女性が立候補しているでしょうから女性の有権者で結託して女性候補者に投票すればよいのです。

…が、そうならないのは 日本人の女性がちゃんとおじさんの政治家に投票しているからです。

経済のスコアを上げるのも簡単でしょう。

日本人の女性が今まで以上に働けばよいのですから。

実際には、日本人女性は諸外国の女性と比較して働かないことがわかっています。

令和2年に男女共同参画局が発表したデータを紹介します。日本人の女性は諸外国と比較して有償労働の時間が短く、無償労働(家事育児)の時間が突出して多いことがわかりました。

出典:男女共同参画局

また、日本人男性の有償労働の時間も諸外国と比較して突出して多い実態も浮き彫りになりました。

頻繁にXでは、子供がいるかどうか怪しい限界フェミニストが

「日本人のクソオスは仕事から帰ってきて育児をしない‼️女性は24時間365日働いているのと同じ‼️」

と言ってますが、この意見を丸呑みにするのは危険でしょう。

要は、家計の支えになる気が(諸外国の女性と比して)ないなら、そりゃあ育児頑張れよ。というだけのことなのです。

Murasaki

Murasaki

もちろん、夫が育児に参加するのは大切だ。別記事でも紹介しているが、子供の予後は父親の育児関与で決まると言う研究もあるくらいだからな。

ジェンダーギャップ指数は、男女の「選択の自由」ではなく、結果の平等 を評価する仕組みです。つまり、男性と同じ道を選ばなかった女性が多い場合、その国のスコアは低くなります。

しかし、これをもって「日本は女性が差別されている国」と結論づけるのは適切でしょうか?

日本の女性は「社会に出てバリバリ働くこと」よりも、「家庭やプライベートを重視する生き方」を選ぶ人が多いのが現実です。

それを「ジェンダーギャップ」として問題視するのは、果たして正しいのでしょうか?

「男女平等」から「女性は男女平等なんて望んでいない」論へ