「日本は男女平等が遅れている」——メディアやフェミニストたちは、そう主張し続けています。

世界経済フォーラム(WEF)の「ジェンダーギャップ指数」では、日本は毎年のように低順位に甘んじており、それを根拠に「日本はもっと女性の社会進出を進めるべきだ」と声を上げる人も少なくありません。

クソニートくん
クソニートくん

たまに聞くよね。この話題。

Murasaki
Murasaki

あぁ。街中でフェミニストがジェンダー平等を訴えるデモとかやってるよな。

確かに、日本の古い価値観には 「女に学は要らない」 「女は子供を産んで一人前」 「女のくせに生意気だ」 等々、散々な女性蔑視ワードが並びます。

しかし、時代は令和になりました。

果たして本当に「日本は男女平等が進んでいない」と言い切れるのでしょうか? そして、そもそもジェンダーギャップ指数の基準は公平なものなのでしょうか?

この記事では、「なぜ日本のジェンダーギャップ指数は低いのか?」という疑問を掘り下げ、その背景にある要因を考察していきます。ジェンダー平等が叫ばれながらも、なぜ実現しないのか——その答えを探ってみましょう。

そもそも「ジェンダーギャップ指数」は本当に男女平等を表すことができるのでしょうか?

まずは根本的な問いから考えてみようと思います。

そもそもジェンダーギャップ指数ってどうやって求めてるの?

ここからは、日本のジェンダーギャップ指数の現状を見る前に その計算方法について考えてみましょう。

ジェンダーギャップ指数が低い とは聞きますが、なぜ低いのか?その計算方法はどのようなものなのか?を真面目に考えたことがある人は少ないでしょう。

クソニートくん
クソニートくん

まぁ、調べるの面倒臭いし結果だけしか知らないよね。

Murasaki
Murasaki

よし。ではまずジェンダーギャップ指数の計算方法から見てみよう。

毎年、世界経済フォーラム(WEF)が発表する「ジェンダーギャップ指数」は、各国の男女平等の状況を数値化した指標です。