この指数は、経済・教育・健康・政治 の4つの分野における男女の格差を測定し、スコア化することで国ごとの順位が決まります。
具体的には、以下のような項目が考慮されます。
経済:労働参加率、賃金格差、管理職や専門職における男女比 教育:初等・中等・高等教育の修了率や識字率 健康:平均寿命や出生時の男女比 政治:国会議員や閣僚に占める女性の割合
この指数は、男女格差の「解消度」を測るものであり、女性が男性と同じレベルに達しているかどうか を評価する仕組みになっています。そのため、国ごとの文化や社会のあり方によっては、指数の数値だけでは実態を正しく反映しきれないこともあります。
次の章では、この指数をもとに日本がどのような評価を受けているのか、そしてなぜ順位が低いのかを詳しく見ていきます。
日本のジェンダーギャップ指数の現状
ここからは、日本のジェンダーギャップ指数の現状を確認していきましょう。
先に結論からお伝えすると、日本はジェンダーギャップ指数が低い国の一つとされています。
2022年7月に公開された「Global Gender Gap Report 2022」のデータを紹介します。
日本のジェンダーギャップ指数は146か国中116位と昨年3月の120位(156カ国中)より数字の上ではわずかに上昇しましたが、主要先進国では引き続き最下位となっています。
この結果は「日本人女性は諸外国と比較して差別されている」という主張の根拠によく使われるものです。

引用:立憲民主党
実際、2023年に公表されたデータでは日中韓の東アジア諸国は軒並みジェンダー指数が低く 北欧や欧米諸国ではジェンダー指数が高くなることがわかりました。
日本は、ジェンダーギャップ指数と言う観点で 世界からは遅れをとっていると言わざるを得ません。

日本はこうゆうところダメだよな〜
