10日放送の『あさイチ』(NHK)にて、モバイルバッテリーなどに使用されている、リチウムイオン電池の注意点について紹介。劣化したバッテリーの“緊急時の対応”についても紹介している。
■事故が10年間で急増
スマートフォンやモバイルバッテリー、携帯用の小型扇風機、ゲーム機のコントローラー、ワイヤレスイヤホンなど、さまざまな身近な小型家電に使用されているリチウムイオン電池。しかし最近、リチウムイオン電池の発火事故が相次いでおり、専門機関に報告があったケースだけでも、10年間で5倍に増えているという。
リチウムイオン電池は長期間使用して古くなったり、異常に熱くなったりすると、可燃性のガスが溜まって膨張する場合がある。さらに、落とすなどして強い衝撃が加わることで内部が破損し、その状態で充電をすると熱が制御できなくなり、ガスが発火することがあるとのことだ。