北米は物価高でサラリーマンはどう対処しているかと言えば自衛策でしょう。北米では私が馴染んだ頃からブラウンバッグという言葉があるとおり、ランチはサンドウィッチを袋に入れて家から持ってくる、そしてワーキングランチという言葉があるように質素でさっさと終わらせるのです。これを日本に当てはめれば弁当持参かせいぜいコンビニ弁当。つまりお得なランチ定食を食べに行くという発想はありません。入居する雑居ビルではテイクアウトのランチを持って帰ってくる勤め人が昼過ぎに戻ってきます。私がランチに家へ帰る理由は待ちたくないからです。昼はせいぜい30分で終わらせてそれより早く帰りたいのです。
後記 大病院で胃カメラと細胞検査。病院で担当の専門医が「2年前に酒を飲むなと私は君に言ったよね。どうしている?」と聞かれ、「すみません、缶ビールを一日1本ほど…」というと治療用ベッドに寝かされ麻酔をかける直前、手を私の肩に置き「何故、止められないのだ!」と怒りだし、「君は20階建ての建物の屋上で足をもう少しで踏み外すところだ。後ろに下がる努力をしなさい」ときつーく言われました。挙句の果てに「6カ月後に内蔵のスキャンをします」と。げげっ。このドクター、本気だわ。私は今、かなりビビっております。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月15日の記事より転載させていただきました。