■弦理論
弦理論(ひも理論)では、現実はこれまで考えられていたように素粒子(電子やクォークなど)ではなく、無限に小さい振動する1次元の弦で構成されている。
弦理論は、現代物理学の2つの柱である量子力学 と一般相対性理論を統合し、宇宙がどのように機能するかについての説得力のある答えを提供する。
しかし物理学者によれば、弦理論が機能するためには、複数の次元、具体的には10次元または11次元が存在する必要があるという。
「弦理論では、高次元が存在すると仮定しているが、高次元の中には互いに絡み合っているものもあり、小さすぎるため観測できない」とプラビイカ教授は語る。
「問題は、弦理論が現時点では実験的に検証できないことです」 (プラビイカ教授)
弦理論が正しければこの世には5次元どころか少なくとも10次元まで存在することになる。
このように最先端のサイエンスでは高次元の存在はすでに手ごたえを持って感じられているようだ。何らかのきっかけで“異次元の扉”に迷い込んでしまったとしても何の不思議もないのかもしれない。
文=仲田しんじ
提供元・TOCANA
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