タテ、ヨコ、高さの3次元に時間を加えた4次元の世界に我々は生きているが、科学者たちは少なくとももう1つの次元が存在すると説明している――。

■人間の意識

 ハーバード大学で物性物理学の博士号を取得したマイケル・プラビイカ教授は、人間の意識を超次元性の証拠であるとして説明している。

 我々が夢を見たり、瞑想したり、創造的または知的な作業(芸術を創作したり、哲学を熟考したりするなど)に脳を使うとき、私たちの意識はより高い次元に触れると彼は主張する。

 プラビイカ教授によると、こうした瞬間に私たちの意識は隠された次元と同期し、インスピレーションの大津波を浴びるという。

 言い換えれば、意識の働きとは4次元では説明できない次元に入ることであるということだ。

「人間は私たちの意識と良心の本質である魂の観点から見ると、実は高次元の生き物なのです」とプラビイカ教授は英紙「Daily Mail」オンライン版に話している。

 意識を持つ我々はすでに4次元以上の存在ということになるのだろうか。

我々は“10次元の世界”に生きているのか?物理法則が導く“異次元宇宙”の可能性
(画像=イメージ画像 generated using QWEN CHAT,『TOCANA』より 引用)