ブンデスリーガ1部での通算成績は、173試合出場6ゴール20アシスト。​豊富な運動量を武器に複数のクラブで主力として活躍し続けた。

大迫勇也 写真:Getty Images

3位:大迫勇也

出場試合数:181

在籍チーム:1.FCケルン(2014-2018)、ヴェルダー・ブレーメン(2018-2021)

元日本代表のFW大迫勇也(現・ヴィッセル神戸)は、2014年1月に鹿島アントラーズからドイツ2部のTSV1860ミュンヘンへと2013/14シーズン途中に移籍すると、シーズン後半戦15試合に出場して6ゴールを挙げた。2部とはいえ移籍後すぐの活躍は1部クラブでも注目を集め、期待を背負い同年夏には1.FCケルンに移籍し4シーズンにわたってプレー。攻撃的なポジションを幅広くこなし、地道な守備貢献とボールの収まりの良さで評価された。FWとして求められる得点数は4シーズンで15得点と物足りなかったが、同時に15アシストも記録し味方の得点機会を演出する役割も担っていた。

2018年にはヴェルダー・ブレーメンに移籍。初年度から攻守に関わる役割を担い、トップ下や前線の一角として出場を重ねた。だが3年目の2020/21シーズンにはリーグ戦24試合に出場するも無得点に終わるなどパフォーマンスが低下しポジションを失った。契約満了を待たずして退団を決断。2021年夏に神戸へ移籍し約7年半にわたるドイツでのキャリアに区切りをつけた。

ブンデスリーガ1部に所属した7シーズンを通して、通算181試合出場26ゴール21アシストを記録している。


奥寺康彦 写真:Getty Images

2位:奥寺康彦

出場試合数:234

在籍チーム:1.FCケルン(1977-1980)、ヴェルダー・ブレーメン(1981-1986)

元日本代表のDF奥寺康彦(1988年引退)は1970年から日本サッカーリーグ(JSL)の古河電工に所属していたが、1977年10月にシーズン途中ながら1.FCケルンへ移籍。初年度の1977/78シーズンは第20節からリーグ戦20試合に出場し4得点を挙げ、クラブのリーグ優勝とDFBポカール制覇の二冠に貢献した。ケルンでは3シーズン半の在籍で75試合15ゴール2アシストを記録している。