■体調を崩して気づいた限界

忙しい時期を乗り切った後に体調を崩した経験のある30代男性は、「締切が立て込んでいた時期に、残業もして、かなりせわしなく働いていたんです。なんとか仕事は回せたのですが、ある朝起きたらまったく体が動かなくて…。結果的に数日間、寝込むことになってしまいました」と話す。

そこから考えが変わったようで、「『倒れたら意味がない』と、考えるようになりました。今はできるだけ早めに周囲に頼るなどして、負担を減らすようにしています。無理をすることがかっこいいと思っていた部分もあったのですが、今は考えを改めて気楽に生きるようにしているんです」と続けた。