外商部門のさらなる成長戦略とは?
最後に、伸びゆく大丸松坂屋百貨店の外商部門について、さらなる成長戦略を尋ねてみた。
「当社を含むJ.フロント リテイリングは、グループのなかにGINZA SIXやパルコなど、百貨店とは違ったスタイルの店舗もあります。それらとの連携で、外商の中でも若い層のお客様に対して、より高い価値を感じていただけるサービスやコンテンツをご提供できるように取り組んでいきます。
あとは、すでにご提供している大丸松坂屋百貨店のスマホアプリをタッチポイントとして、外商をご利用いただく仕組みの構築を検討しています。 本来、外商はゴールドカードにご入会いただいてご利用いただくのですが、お客様によってはたとえば航空会社のマイルを貯める目的などで、フルに利用したいカードをお持ちの方もおられます。そのようなお客様にもアプリを窓口に柔軟に対応させていただき、間口を広げていくことが今後の成長戦略になると考えています」
激しい競争の中で、老舗百貨店は変わりながら進化を続けていくということだ。
(文=日野秀規/フリーライター)
提供元・Business Journal
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