■弘前市、それにしてもノリノリである

二宮金次郎像の服装について、弘前市の担当者は「ご指摘のとおり、ドジャースの大谷翔平選手を模した服装となっております(3月27日時点)」と、認める。

続けて、「昨年末のクリスマス直後から現在の服装となっております。今年3月18日に東京ドームにて行われ、大谷選手をはじめとする多数の日本人選手が出場したメジャーリーグ開幕戦を意識しました」と、その背景について語ってくれたのだ。

さらに、二宮金次郎像のコスプレは「今回が初めてではなかった」と判明。

変わり果てた姿で発見された大谷翔平、予想外の正体に衝撃走る 「芸が細かい」と称賛の声
(画像=『Sirabee』より引用)

担当者は「元々は冬季、勉学に勤しむ二宮金次郎像が寒くないように藁で編んだ笠や、蓑(みの)を纏ってもらうようにしたのが始まりです。そして今から10年ほど前、クリスマスにサンタクロースの服装を纏って頂いたところ大変好評で、近年ではその時々の話題に即した服装も不定期ですが取り入れるようにしております」と、説明している。

変わり果てた姿で発見された大谷翔平、予想外の正体に衝撃走る 「芸が細かい」と称賛の声
(画像=『Sirabee』より引用)

取材に際して提供された写真を見ると、確かに漫画『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎のコスプレ姿が確認できた。それにしても弘前市、完全にノリノリである。

担当者は「なんとなくですが、二宮金次郎像自身にも満足して頂けているような気がしてなりません」と、笑顔で振り返っていた。