自覚があるのだろうか、古谷氏は「署名偽造」で恥をかかされたはずにもかかわらず、記事の末尾で(彼に謝罪の連絡をした)オープンレターの発起人たちを、不自然に褒めちぎってみせる。
小生はそれらの紳士的で、熱情のこもった、すべての言に納得し、所謂「オープンレター」の発起人諸氏に対し何らの不信感も持っておりませんし、彼らもまた、悪意ある第三者による僭称の被害者であると思います。僭称被害者という意味で、小生とオープンレター発起人の方々は水平であります。
最後に、一切の反証の提示なく私の記事を批判する古谷氏のツイート自体が、私の名誉を毀損し、侮辱している疑いが強い。長文だが以下に画像を掲げるので、よく見てほしい。
「君たちの狭いネット右翼界隈」とは、なんのことか。『ネット右翼の逆襲』『反日メディアの正体』『もう、無韓心でいい』(2013-14年)といった書籍を売ってきた古谷氏と異なり、私は一度もネット右翼としての活動などしていない。あるというなら、ファクトを示すべきだ。
「貴殿のメンタルはネット右翼そのもの」と、唐突にメンタルなる語彙を出し、「どちらか異常者か、裁判官に判断してもらう」と異様な恫喝をするのも不自然だ。この場合に自然な表現は「貴殿の手法は」等であろうし、裁判所は「法に則っているか否か」を問う場所であり、正常者か異常者かの判断を下すためにあるのではない。
上記から推測されるのは、古谷氏が、私がメンタルの病気の体験をカミングアウトしていることにつけ込み、「與那覇は異常者だから、その批判は無効だ」とする差別に基づく対人論証を目論んでいるという事実だ。古谷氏自身も障害者手帳の保有を公表しているようだが、自分がされて嫌なことを、他人にして恥ずかしくないのだろうか(*)。