後記 私の仕事の1/3は膨大な量のEmailに対する返事書き。カナダ人とやり取りする際、論理的説明をしないと主張も説得も反論もできません。時として1-2行のメールの時もあれば20行のメールの時もあります。その20行をわかりやすく濃縮された表現で相手に有無を言わせないようにすることをこの34年心がけてきました。幸いに英文は日本語の文章を書くのとほぼ同じスピードで書けます。気をつけているのは単語1つ使い方を誤るとそれが揚げ足取りになり、後で「あの時こう言った」という証拠として指摘される点です。これがEmailの最も怖いところ。特に最近はライアビリティを問われるケースが増えており、慣れた仕事でも実は細心の注意が必要とも言えます。難しい世の中です。
では今日はこのぐらいで。
編集部より:この記事は岡本裕明氏のブログ「外から見る日本、見られる日本人」2025年3月8日の記事より転載させていただきました。