上記の記事と同様ですが、ここでは一切の前提知識がなくても読めるように配慮してあります。
社会保障に問題点を感じている… が、何が問題なのかよくわからない という全ての方に読んでいただけるように執筆しています。

もし「これがわからん!」「ここ、間違えてる!」等あったらぜひコメント欄に記載してくれ。
可及的速やかに対処する。

よろしくね〜
そもそも医療保険とは?
私たちは病気やケガをしたとき、病院で診察を受けたり、薬を処方してもらったりします。
その際、窓口で支払う医療費は全額ではなく、一部の自己負担で済んでいることに気づいているでしょうか? これは、日本の「医療保険制度」によって支えられています。

我々が安心して日々生活できるのは、ワンチャン何かあっても助けてくれる仕組みが存在しているからだ。

ありがてぇ。
日本では 「国民皆保険制度」 が採用されており、すべての国民が何らかの公的医療保険に加入しなければなりません。
民間の医療保険と違い、公的医療保険は強制加入であり、病気やケガをした際に 自己負担を抑えて必要な医療を受けられる仕組み になっています。

えぇっ!!?強制加入なの???

あぁ。名前の通り、国民「皆んな」保険制度だ。
これまで、日本の医療は国民皆保険で「全員が何かしらの保険に最低限加入している」と述べました。
日本の公的医療保険は、主に以下の3つの制度に分かれています。
健康保険(被用者保険)
会社員や公務員が加入する医療保険です。 健康保険組合や協会けんぽを通じて運営され、保険料は労使折半(会社と労働者で分担)されています。
国民健康保険(自営業者・フリーランス向け)
自営業者、フリーランス、非正規労働者、無職の人などが加入します。 市町村が運営し、保険料は所得や世帯構成に応じて決まります。
後期高齢者医療制度
75歳以上の高齢者が対象の医療保険です。 若い世代が支える形になっており、医療費の大半は現役世代の負担によってまかなわれています。
