史料批判を経て署名した教員は、それらのすべての場面で「私はトランスジェンダーで、女性だ」と主張する人を、一切の例外なく受け入れなければならない。オープンレターが実際には「いかなる史料か」をわかった上で、職名を掲げて本名でサインした以上、そうしないなら「嘘つき」であり、研究能力か人格かに欠陥がある。
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上記のとおり私の主張は、ネット署名で(実質的に)トランスジェンダリズムに賛同しながら、「でも自分の職場は別」といったダブル・スタンダードな振るまいを示す教員がいるなら、人として不誠実だというだけの、あたりまえの話である。
この発言も、もちろん事実無根だ。私は世論に乗ってメディアをジャックし、根拠なく自身の主張だけを正しいものとして誇り、SNSでも異論を潰すよう煽るイキった一部の専門家を批判しているだけで、「現代日本の専門家はすべて無能だ」などと唱えたことは一切ない。
ウクライナ戦争なら、書籍で小泉悠氏、動画で細谷雄一氏という、誰もが認める専門家と直接対話している。もし私が「専門家はすべて無能だ」と思っているなら、そんなことをするはずがない。

ウクライナ戦争、「もっと早くに停戦」はできたのか?|Yonaha Jun
12/20(金)に論壇チャンネル「ことのは」で、細谷雄一先生との対談の後半が公開されました。前半は以下(参照用の年表もあり)から飛べるとおり無料公開でしたが、後半は有料会員限定で、リンクはこちら。
2022年の2月にロシアが侵攻して始まり、このまま続けばまもなく4年目に入ってしまうウクライナ戦争。「途中でやめる停戦...