4月3日にFIFAランキングが更新される予定だが、バーレーン代表(81位)に勝った一方で、3月25日に行われた59位のサウジアラビア代表との一戦(埼玉スタジアム2002)をスコアレスドローで終えてしまった日本代表。これが後に発表されるFIFAランキングに大きく影を落とすことになる。

さらに6月5日に行われる26位のオーストラリア代表戦(アウェイ)、6月10日に行われる127位のインドネシア代表戦(市立吹田サッカースタジアム)で敗れるようなことがあれば、バーレーン戦で稼いだポイントの3倍以上のポイントを失うことになる。

どういうことか。これはFIFAランキングの複雑な計算式によるもので、日本から見れば格下の相手にドローあるいは敗れた場合、対戦相手に多くのポイントが付く代わりに、日本代表はその分のポイントを失うことになるからだ。ちなみに先のサウジアラビア代表戦で引き分けたことで、日本代表は約7.28ポイント減算された。

FIFAランキングでは、試合前に「予想されるポイント」が計算される。これは対戦相手のランキング差や試合の重要度に基いており、ランキングが低い格下のチームとの試合では、勝利が「予想される結果」として扱われるため、勝っても得られるポイントが非常に少なく、ゼロに近い場合すらある。そして万が一敗れれば、ポイントが大きく減らされる。

一方、他の国のポイントが同じ時期に大きく変動(例えば強豪同士の試合で大量にポイントを獲得)すると、相対的に日本のランキングが押し下げられる。


FIFA 写真:Getty Images

FIFAランキングの複雑な計算式

FIFAのランキングでは「SUM方式」と呼ばれる計算方法を採用している。この計算方法はFIFA公式サイトで公開されている。

ざっくりと説明すると、過去4年間の国際Aマッチを対象に、各試合のポイント(P)は、結果(M)・重要度(I)・対戦国の強さ(T)・大陸連盟間の強さ(C)に基づき、M×I×T×C=Pで算出される。