日本代表 写真:Getty Images

サッカー日本代表は、3月20日の2026FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選、バーレーン代表戦(埼玉スタジアム2002/2-0)で勝利し、史上最速かつ世界最速(開催国のアメリカ・カナダ・メキシコ除く)でW杯本大会出場を決めた。

前回大会から出場国数が16か国増え、史上最多となる48か国で争われる北中米W杯。参加チーム拡大に伴い、グループリーグは「4チーム×12グループ」というフォーマットとなる。全体の試合数はカタール大会までの64試合から、104試合に増加する。

各チームは従来通り3試合を戦い、各グループの上位2チームと、3位チームから成績上位8チームが決勝トーナメントに進出。よって決勝トーナメント進出チームは32か国となり、日本代表のこれまでの最高成績である「ベスト16」に到達するには、決勝トーナメントに進出した上で1回戦に勝利しなければならない。当然ながら、多くの選手が目標として口にする「ベスト8」に到達するには、決勝トーナメントで2連勝が求められる。ベスト16以上を目指すチームは従来のフォーマットよりも試合数が1試合多くなる。

その中、注目されるのがグループリーグの組み合わせ抽選会だ。開催国3か国に加えFIFAランキング上位9チームがポット1、続く12チームずつがポット2以下に振り分けられる見込みの中、最新のFIFAランキングでアジア最上位の15位(ポイント数1618.81/2024年12月19日発表)に位置する日本代表。目標としているポット1入りを現実のものとするためには、日本よりも上位の国が全て本大会に出場すると仮定すればFIFAランキング9位以内に入らなければならない。

FIFAランキングの仕組みと詳細をおさらいし、日本代表の現在地を見てみよう。


FIFAワールドカップトロフィー 写真:Getty Images

格下相手のドローは大きな減点に