マイルドにであるが、インサイダーはこの下落局面でやや買い越しに傾いている。

NAAIMは更にじりじりと悲観化している。とはいえ昨年以来NAAIMの動きの鈍さが目立つ。GSセンチメントはマイナス域の推移が続く。

中国ハイイールド債はどうでもいいとして、米国ハイイールド債も3月半ばには底を打っており、従ってその先の株式の調整は本質的なものでなくなる可能性が高い。あとは振り落とされないことが大事である。

FOMCをタカ転拒否・QT停止で乗り切ったのに株式の続伸がしょぼかったのは、それだけポスト関税の景気懸念が強く、大掛かりな金融緩和でないと足りないためと解釈される。

関税発動に伴う駆け込みの息切れ、雇用指標でのDOGE効果の確認、どちらが確認されても景気減速懸念とビハインド・ザ・カーブ懸念がセットで持ち上がりやすく、現に4/4の雇用統計のインプライドVolが最も高い。

3月最終週に限っては主に月曜のPMI速報値が要チェックと思われるが、実際に最も大きな値動きが警戒されているのは金曜である。月末リバランスで今月の動きのリバーサルが入りやすいとも思われる中、素直に見ると今週も何もなければ週末が近付くにつれて堅調に転じやすいように見えるが、このスケジュールとは別に4/2以降の関税についてのヘッドラインには引続き要注意である。

4/2以降の関税について織込み不足では徐々になくなっている気もしているのだが、どうせ4/2以降に少なくとも一部の不確実性が持ち越されるとすれば、それまでにヘッジを外す理由がない、と考える市場参加者の方が多そうである。

テクニカルはようやく少し意味を持ち出す。金曜の寄り底は下ヒゲ陽線を形成しており5600は日足ベースのサポートとなる。

週足は辛うじて陽線で終わったものの下ヒゲより上ヒゲの方が長かった。5600さえ守られれば5565プットも価値が出ない。一方、5600をあっさり割られた場合は当然5565に色気を出し始めるので、再び下値が脆くなりそうである。