「防衛・外交筋は、派遣されるかもしれない部隊について、『平和維持軍』ではなく『保証軍』として説明されるべきだとしている。」と報道されているが、全くその通りである。

目的設定のところから曖昧模糊あるいは単なる混乱が見られる活動について、政治家から「そこをとにかくうまい具合にやれる計画だけ作れ」と命令されても、担当者には困惑しかないだろう。

率直に言って、イギリスとフランスの勇み足で、メディア向けニュースが先行しすぎている。他の欧州諸国もついてきているようには見えない。

もちろんロシアの再侵攻を防ぐ抑止策は必要である。イギリスとフランスの貢献を、意味ある形で位置付けられるのであれば、それは意義深いだろう。だが今スターマー首相とマクロン大統領が語っていることは、混乱、あるいは控えめに言って曖昧模糊としたものでしかない。

「欧州軍」が「国連平和維持活動」によって代替されるかもしれない、とマクロン大統領が語った、という報道もある。 しかし両者は全く別のものだろう。代替関係にはならない。併存はありうるだろう。