ピリ・レイスの地図に関するアメリカ空軍の分析

 1960年、アメリカ空軍のハロルド・Z・オルマイヤー中佐は、ピリ・レイスの地図について次のように報告した。

「地図の下部に描かれているのは、クイーン・モード・ランド(南極)の沿岸部であると考えられる。その詳細な描写は、1949年のスウェーデン・イギリス・ノルウェー共同南極探検隊の地震探査データと非常によく一致している」

 つまり、この地図は南極大陸が氷に覆われる前の姿を正確に描いている可能性があるのだ。しかし、公式には南極の氷床が現在の状態になったのは約6000年前とされている。この矛盾をどう説明すればよいのか?