ピリ・レイスの地図—南極大陸の謎

歴史学者を悩ませる「存在してはならない地図」は古代文明の未知の技術が作り出したのか
(画像=画像は「Wikipedia」より,『TOCANA』より 引用)

もう一つの驚異的な地図が、オーパーツ界隈ではお馴染み16世紀のオスマン帝国の提督ピリ・レイスによって作られた「ピリ・レイスの地図」だ。この地図は1520年ごろに作成されたものだが、驚くべきことに氷に覆われる前の南極大陸の地形が描かれているとされる。

 1950年代、アメリカ海軍の地図専門家がこの地図を分析した結果、その精度に驚愕し、「現代の技術をもってしても、このような詳細な地図を作るのは極めて困難」と述べた。ピリ・レイスの地図は、数千年前の「元となる地図」を参考にして作られた可能性があるともされており、古代文明がすでに高度な地図作成技術を持っていた証拠かもしれない。