■家族が次々と死んだ悲劇の城=米
米国を拠点とするファッションブランド「アバクロンビー&フィッチ」の創設者、デビッド・アバクロンビーは米ニューヨーク州に城を建てた。妻のルーシー・ケイトは、4人の子供であるエリザベス、ルーシー、デビッド、アボットにちなんで、白を「エルダ城」と名付けた。エルダ城は約20万平方メートルの土地にあり、使用人の部屋を含む25部屋から構成されていた。

(画像=画像は、「The Sun」より,『TOCANA』より 引用)
エルダ城が1928年に完成してから1年後、夫婦の娘のルーシーが工場の化学爆発に巻き込まれて亡くなった。1931年にはデビッド・アバクロンビー(当時64)がリウマチ熱で病死し、その6年後には息子のデビッドも事故死した。ルーシー・ケイトは夫の死後、1955年に亡くなるまで、ニュージャージー州で長女のエリザベスと一緒に暮らした。
エルダ城に誰も住まない期間が長く続き、城の一部は放火された。2019年に約1億5千万円で売却された。

(画像=画像は、「The Sun」より,『TOCANA』より 引用)