各カテゴリーで好調なクラブも多いグループ。J1クラブでは直近のゲームで敗れたものの開幕から4戦負けなしと好スタートを切った湘南ベルマーレに注目。ただし、選手層の厚さを見るとJ2のV・ファーレン長崎とRB大宮アルディージャも引けを取らない。

特に長崎はリーグ戦においてMFマルコス・ギリェルメやFWエジガル・ジュニオを控えに置くことも多くなっており、カップ戦ではスタメン起用の可能性も高い。また、ジョーカーとして存在感を出しつつあるMF松澤海斗も注目すべき選手と言えよう。J1で好調な湘南がカップ戦でも勢いを活かせるかが注目ポイントだが、選手層で言えば長崎にも十分つけ入る隙はありそうだ。


原大智 写真:Getty Images

グループ6:西日本勢に対する伏兵の存在感

  • セレッソ大阪(J1)
  • カマタマーレ讃岐(J3)
  • 徳島ヴォルティス(J2)
  • FC今治(J2)
  • 京都サンガ(J1)
  • ガイナーレ鳥取(J3)
  • モンテディオ山形(J2)
  • 鹿児島ユナイテッド(J3)

西日本の各地を本拠地とするクラブが多くを占めるグループ。他のグループと同様、ここでも主役となりそうなのはJ1のセレッソ大阪と京都サンガであり、特に各ポジションに若手の有望株が多いC大阪はチームの底上げを図る機会としても有意義な大会にしたいものだ。

そんななか、不気味な存在なのが唯一の東日本のクラブであるモンテディオ山形。リーグ戦では3連敗スタートとなったが直近は2連勝を果たしており、何より選手層の厚さはJ2屈指。特に攻撃陣ではリーグ戦のベンチにも強力な選手たちが揃っている。本命C大阪に対する京都という構図であることは事実だが、ダークホースとして山形の戦いからも目が離せない。


名古屋グランパス 写真:Getty Images

グループ7:連覇に挑む名古屋グランパス

  • 名古屋グランパス(J1)
  • テゲバジャーロ宮崎(J3)
  • ジェフユナイテッド千葉(J2)
  • カターレ富山(J2)
  • アビスパ福岡(J1)
  • FC琉球(J3)
  • ベガルタ仙台(J2)
  • 栃木SC(J3)